ゆとり、会社やめるってよ

アメシン。一部上場企業を退職した20代ゆとり。仕事関係、お笑い、書評、スポーツ情報など、綴ります。

約3年で退職した僕が思う、社会人の二次会はいらない説

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こんばんわ、どうも僕です。

4月になり、色々と皆さん環境が大幅に変わったと思う訳ですが、どんな感じでしょうか?クラス替えがあったり、全く違う環境に飛び込んだり、社会人になったりと、皆さん多忙な日々を送られているかと思います。

そして、この季節になると、当然のように、歓送迎会などが盛んにある訳ですが、僕はどうしても言いたい事があるのです。世間に訴えたい事があるのです。

 

それは、二次会いらなくね?という事である。
学生の方はいまいちピンとこないかと思うが、社会人の飲み会は二次会が必須だ。二次会の内容は、もちろん会社によって様々だが、だいたいはスナックだとかキャバクラに連れて行かれるパターンが多い。僕は、毎回この二次会が苦手で、ストレスが溜まっていた。そこでは僕は、パワプロの顔で言うと紫。常に反吐が出るほど、絶不調だった。

 

なぜかは分からないが、必ず社会人の飲み会になると、「二次会行こうぜ」的なノリになる。それはもうサザエさんに出てくる中島の「磯野、野球しようぜ」ぐらい自然で、逆らえない暗黙の了解みたいになっている訳だが、こういったものは悪しき慣習だと思うのだ。

 

二次会が嫌いな理由

①とにかく長い
そう、拘束時間が長いのだ。社会人の二次会を僕は舐めていたのだが、普通に深夜までやるし、酷い時は平日だろうが、夜中の2時頃まで付き合わされる事もある。課長・部長クラスになると、二次会も楽しいかもしれないが、新人にとっては、常に気を遣い続けなければならず、地獄の時間となる。

 

②上司からの説教
これは流れ弾のように、急に説教をされる事がある。どこの職場でも酒癖の悪い人はいると思うが、僕の場合、酔うと仕事に熱くなるタイプの上司がいた。その人の隣になると、急に飲みの席でのマナーや、仕事の態度であったり、注意される事も多かった。本来は、そういった教えは真摯に聞くべきかもしれない。しかし、ゆとりのカリスマを自称している僕は、ムーディー勝山のように、右から左へ受け流していた。自分でも可愛げのない奴だったと、今では少し反省している。

 

③カラオケが苦痛
僕はカラオケが苦手だ。単純に音痴だからである。ただ、二次会ではカラオケを強要される事が多い。学生の頃と違って、「歌わない」という選択肢はない。これはテストに出るので、覚えて頂きたいが、社会人の新人というのは、ドラゴンボールヤムチャよりも、か弱い生き物なのである。断るなんて事は出来ない。スナックなどでは、基本的にカラオケが出来るようになっているが、僕はこのせいで、スナックがまあまあ嫌いになった。スナック恐怖症である。スナックで働いている人には大変申し訳ないが、トラウマしかない。

選曲もめちゃくちゃ困る。上司の世代に合わせた歌にするのか、逆に誰もが聞いた事のある流行り曲を入れて盛り上げるのか、そこにはセンスが問われるのである。僕の先輩で、営業の為に生まれてきたような人がいたのだが、その人のカラオケの盛り上げ方や気配りは凄まじく、僕には真似できないと思ったものだ。

 

④上司のノリに困る
これはあくまで、僕の体験談になるが、テンションがマックスになった時に、全裸になる人がいた。ガチの全裸だ。生まれた時の姿そのままに、全裸で熱唱するのである。これで一部上場企業の部長なのだから、驚きだ。頭がキレルし、部下からも信頼される人だったが、全裸になるのだけは、勘弁して欲しかった。
想像して欲しいが、アスリートの綺麗な肉体とかじゃなくて、50歳ぐらいの男の全裸を見るのは、結構きつい。危うく吐きそうになるレベルだった。

 

⑤二次会という響き
これも完全に僕の偏見になるが、二次会という響きが嫌いだ。これはハナから一次会を抑える気満々にように聞こえるのだ。一次会に失礼である。一次会しか参加できない方もいるし、一次会で100%を出そうとしている方もいるのだ。というか、単純に二次会あるって思ったら、素直に一次会を楽しめない。「はああぁああ、この後二次会か…」と憂鬱になりながら、一次会を過ごしているのである。辛い。

 

二次会のメリット

①親睦を深める事ができる
気心のしれた人達だけであれば、二次会に行く事で、関係が良くなるかもしれない。実際、若手社員だけの二次会とかは、愚痴をこぼしあったり、楽しかった記憶がある。ウーマンラッシュアワーの村本さんばりに、バンバン文句を吐き散らしていたし、日頃のストレス発散にもなっていた。

 

・・・・ヤバい。1つしか思いつかない。

 

まとめ

 社会人って大変。ゆとりの戯言と思って結構だが、やはり二次会、三次会はいらないんじゃね?と思う。男の若手社員が、「若手だから」という理由で、その条理がまかり通るのが当たり前のように、見世物になるだけの、つまらん飲み会になる事が多いのである。完全に僕の独断と偏見でボロカスに言っているが、「それも仕事」と言われればそれまで。

 

ただ、営業をしていて痛感したのは、いくら仕事が出来ても、人付き合いが上手くないと、厳しいなという事。飲み会などで、上司や他部署の課長・部長と仲良くしている人は、何かトラブルがあった時に、やはり周りが率先して助けてくれる事が多い。仕事を円滑に進める為には、いかにコミュニケーションを深めるかが大事だが、それを促進する材料として、酒の力を借りる事は正解だと思う。

 

もし、これを読んでいる学生や、新社会人の方は、今のうちにカラオケとか練習しておこう。最初は飲み会の度に、ゲッソリするかと思うが、自然と慣れてくる。スナックのオブジェかと錯覚するぐらい、何も喋らず、酸素と友達になっていた僕が言うのだから間違いない。皆さん、頑張って下さい。以上っ!