ゆとり、会社やめるってよ

アメシン。一部上場企業を退職した20代ゆとり。仕事関係、お笑い、書評、スポーツ情報など、綴ります。

約3年で会社を退職した僕が、今だからこそ分かる、新社会人に向けて送る12のアドバイス

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こんばんわ、どうも僕です。

今日から新社会人となった皆さんも大勢いるかと思いますが、初出勤はどうだったでしょうか?入社式や懇親会があって、肉体的にも精神的にも、疲労困憊になった事かと思います。

 

僕は2013年4月に入社して、昨年末に退職した。
正確には3年間に満たない会社員生活だったが、そこで学べた事は多かった。一応、一部上場企業で働かせて頂いていたのだが、会社を退職した今だからこそ、あの時こうしていれば良かったと、気づく事がある。
たかだか3年で仕事を逃げ出した僕が書いたところで、人生の諸先輩方からすれば、説得力がないと思われるかもしれないが、若い世代の僕が書く事で、参考になる事があるかもしれない。そう思ったので、自分なりに、新社会人に向けてのアドバイスをまとめてみた。

 

 

・自分に自信を持つ事

新社会人の方は、どんな仕事をするのか、自分にうまく出来るのか、不安に苛まれている事だと思う。これは職種問わず言える事だが、自分に自信を持つ事を忘れてはいけない。僕の場合だが、同期には、東大や早稲田、慶応など有名大学出身の人がゴロゴロしており、学歴のない自分はそれだけで萎縮していた。自分を卑下する事も多かったが、今思えば、仕事が出来るかどうかなんて、実際働き出してみないと分からない。周りが優秀だからといって、不安に駆られる必要はなかった。思い込みでもなんでも、「自分は仕事が出来る奴」とイメージしてスタートしていれば、もう少し気楽に仕事が出来たのではないかと思う。

 

・周りはスーパーマンばかりではない

若干、上記の内容とかぶるが、会社に入社した頃は、周りの先輩たちが、全員手の届かないスーパーマンの集まりみたいに感じる事があると思う。学生と会社員の間には、目に見えないめちゃくちゃ高い壁があるように感じるが、しばらく働くと、意外とそうでもない事に気づかされる。スーパーマンと思っていた先輩達も、新人の頃はミスしているし、そこで臆する事はない。仕事は急に出来る訳が無い。階段を一歩一歩ゆっくりと上っていき、ようやく自分の働く仕事の中身が理解できてくる。焦らず地道に頑張ろう。

 

・上司や先輩に気を遣いすぎない

学生と違って、社会人の人間関係は難しい。会社が嫌になる原因の最大の理由が「人間関係」と言ってもいい。それぐらい重要なものだ。バイトと違って、幅広い世代と接する事になるし、会社を続ける限り、その関係は永続的なものになる。「この人嫌い!もう関わらん!」で済ませる事が出来ないのだ。


僕は、会社の上司に気を遣いすぎたのではないかと思う。報告・相談する際にも、必ずといっていいほど、緊張していた。上司の機嫌が悪い時は、怒られそうだから、報告を後回しにする事もあった。そうすると、常に仕事は後手後手になり、トラブルがあった時は、余計に事態が悪化する事になる。
もっと軽い気持ちで考える事が出来れば、うまく仕事が出来たのではと思う。もちろん、上司の性格にもよるが、「新人なのだから分からなくて当たり前」と開き直って、常に相談する癖をつけておけば良かった。というより、単純に、気を遣いすぎな新人よりも、元気で愛嬌のある新人の方が、可愛がられるものだ。

 

・組織の一員という事を忘れない

これも大事な事だ。仕事が出来る人というのは、必ず組織の重要性を理解している。例えば、何かトラブルがあり、急遽、商品を作らないといけなくなったとする。その場合、機械を動かす人、商品を配送する人、お客様へ交渉する人など、色々な立場の人が、懸命に対処する事になる。会社は自分だけで何とかなるものではない。組織だからこそ、成り立っているし、もし自分が営業の場合であれば、製造の方への感謝の気持ちを忘れてはいけない。こういった人間性は、社内で意外と見られているし、評価して下さるので、絶対に感謝の気持ちを大事にしよう。また、当たり前だが、自分の非常識な行動でお客様に迷惑をかけたりすると、自分だけではなく、会社の全員に迷惑をかける事になるので、そういった意味でも、組織の重要性を認識する事が大事だ。

 

・同期の交流は大事にする

同期とは腹を割って話せるぐらいの仲になろう。やっぱり同期は、戦友というか、特別な存在だった。働き出せば分かるが、数ヶ月経って、同期と飲みに行くと、やっぱり同期っていいなぁと、しみじみ思うのだ。上司や先輩と違って、気を遣わなくていいし、お互い愚痴をこぼし合うだけで、ストレス発散出来たりする。たまに、「俺は同期とかどうでもいい!」みたいな人もいるが、今後何十年も関係は続くのだから、勿体無いように思う。

 

・今の仕事が全てではない

これは病まない為のテクニックみたいなものだ。一つの選択肢に絞られてはいけない。今の仕事が絶対に自分に合っていないと思ったのなら、別の道を考える事が大事だ。せっかく頑張って入社できたし…とか、何の保証もなく転職して良いのか…とか、悩む気持ちも分かるが、肝心の身体が潰れては元も子もない。これは特に大手企業に勤めている方ほど、陥りやすい思考回路だと思う。僕は不眠症が酷くなり、一時期、身体がおかしくなってしまった。また、僕は退職決定した際に、色々と上司の方から話を聞いたのだが、辞めたくても辞めれなくて、結局ズルズル続けている、と言った人が意外と多かった。その理由が、やはり安定した生活の為だった。仕事を辞めるかどうかは、個人の問題だが、視野を広く持とう。

 

・仕事はメリハリをつける

サボる時間を見つける!これ大事!仕事って、ずっと100%の力で出来ない。というより、暇な時間も出来たりするし、そういう時に、いかにうまく気持ちを楽にするかが大事だ。会社にいる間、ずっと緊張してたら、疲れが半端ないので、メリハリをつけて仕事を頑張ろう。

 

・日頃からメモを取る習慣を作る

メモはめちゃくちゃ大事だ。情報を整理する為にも、必ず取るようにしよう。学生の頃は、2ちゃんねるなどのまとめサイトで、「仕事で重大な案件忘れてた」的なスレッドが立っていたりするのを見て、そんな簡単に重大な事忘れるんかな~とか思っていたものだが、これがホイホイ忘れるのである。自分が働き出して分かった。仕事に悩殺されていると、次から次へと、情報が飛び込んでくる。案件は、同時進行で進めないといけないし、メモしておかないと、本当に会議とか、お客様のアポイントとか忘れるハメになる。だから、メモは必須だ。そして、できるだけ情報を簡潔にまとめる癖をつけよう。

 

・1日の仕事の終わりには、次の朝にすべき事をまとめておく

これもメモの内容と重複するが、次の日の朝にすべき事は、デスクの分かりやすいところに、メモで残しておくのがオススメだ。1日の仕事の終わりにこの行為をする事で、まず今日は自分が何をやったのか復習する事ができるし、次の日の朝もスムーズに仕事モードに入る事が出来る。

 

・資格取得に向けて、勉強に励む

今思えば、資格勉強をすれば良かった。仕事に役立つかはともかく、働いているからこそ、英検だろうが、簿記だろうが、自分の能力向上に繋がる事をしたかった。社会人になると、まず時間がなくなる。仕事で精一杯になるので、学生の頃のように、自分で目標を定めて、勉強に励む事がなかなか出来ない。上記で書いたように、将来の選択肢を広げるという意味でも、資格取得は良いのではないだろうか。また、社会人ではなかなか味わえない達成感というのも実感出来るようになるハズだ。

 

・休日はストレス発散が出来る趣味を持つ

休日は仕事の事は忘れて、遊びまくろう。僕は、インドア派だったので、あまり外出しなかったが、友達と飲みに行くだとか、彼女とデートするだとか、完全に気持ちをリセットする事が必要だと思う。日曜日の夕方になると、サザエさんが憎らしくてたまらなくなるが、月曜日の朝までは、心を休める事。日曜日は憂鬱すぎて、頭がおかしくなるが、僕はこれを「不適合者モード」と呼んでいる。不適合者モードになると、失恋したギャルのように気が滅入るだけの状態になるので、とにかくリラックスして休日を楽しもう。

 

・ゴルフとカラオケの上達

社会人で、ゴルフがいかに大切かは、以前書いた記事を参考にして頂きたい。やはり上手いにこした事はない。

ameshin.hatenablog.com

また、僕は音痴なのでカラオケも苦手だ。学生の頃の文化祭の歌の練習でも、腹を空かせた鯉のような口パクで乗り切るタイプの人間だったのだが、社会人になるとそうはいかない。僕はいまだにスナックとやらの良さが分からない人間だが、ああいった場に行くと、何かしら歌わされるのが嫌だった。平日なのに、夜中2時頃までスナックに付き合わされたり、大変だったが、もう少しうまく対応出来れば、ストレスも減ったのかもしれない。

 

まとめ

とりあえず、12のアドバイスを書いたが、いかがでしたでしょうか?僕が偉そうにアドバイス出来る立場の人間ではないとは思いますが、少しでも参考になる事があれば嬉しいです。僕は中でも、自分に自信を持つ事が何より重要だと思っています。

 

おそらく、どんな有能な人間であれ、社会人になると挫折を味わう事になると思います。学生までは、順風満帆にいっていた人生も、組織に属する以上、なにかしらの悩みを抱える事になる。その時に、自分を責めない事。ポジティブに物事を考える事が大事だと思います。慣れるまでは、厳しい日が続くと思いますが、新社会人の方が、僕みたいに身体を壊さずに、仕事に励める事を祈っています。頑張ってください。長くなりましたが、読んで頂き、有難うございました!