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アメシン。一部上場企業を退職した20代ゆとり。仕事関係、お笑い、書評、スポーツ情報など、綴ります。

【お笑い】R-1ぐらんぷり決勝進出者決定について、異議有り【2016年】

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こんばんわ、どうも僕です。

前回、「R-1ぐらんぷり準決勝」に関して、ネタの感想などをまとめたんですが、意外とアクセス数があってビックリしました。ただの素人の感想ですが、少しでも参考にして頂ければ嬉しいです。

 

という訳で、本日、決勝進出者が発表されました。
これを見た瞬間、「はああぁああ!?」ってなったんですが、とりあえず不満は後で言うとして、下記メンバー9名が決勝に進出されたとの事。

 

【大阪】
おいでやす小田
エハラマサヒロ
シャンプーハットこいで
ゆりやんレトリィバァ
【東京】
小島よしお
横澤夏子
とにかく明るい安村
厚切りジェイソン
ハリウッドザコシショウ

「R―1ぐらんぷり」決勝に小島、安村、厚切りジェイソンら9人 (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

 

ハイウッドザコシショウさんが選出されたのは嬉しいけど、僕が前回の記事で「◎」をつけた人が落とされまくっているので、怒りプンプンでハゲそうです。

まず、色々と文句垂れるまえに、前回の記事で紹介せず、今回決勝に選出された芸人さんが、どんなネタだったのか、まとめておきます。

 

準決勝のネタ感想まとめ

シャンプーハットこいで
シャンプーハットのこいでさんが、ピンで出場。今回出場される芸人さんの中でも、知名度は抜群だと思う。準決勝でネタを披露した大阪会場は、ホームという事もあり、拍手も大きかった。
今回のネタはフリップ芸で、「食物連鎖」。食物連鎖を色々なものに展開させていくネタで、こいでさんの独創的な絵は、それだけで笑えるレベルだったし、あの変態的な喋り方も、面白かったと思う。ただ、笑いの量でいうと、少し物足りなかった印象。東京会場での反応が気になるところ。

 

横澤夏子
最近ブレイク中のモノマネが得意な横澤夏子さん。モノマネは芸能人ではなく、ウザイ女や音楽の教師など、一般人をターゲットにしたネタが多い。(ネタの系統は、エハラマサヒロさんに近いか)
今回のR-1準決勝で披露したのは、「幸せアピールする女」。彼氏に結婚を申し込まれる寸前の女が、それを察して、めちゃくちゃウザくなる、という感じのネタだった。会場も爆笑だったし、今ノリにノっている芸人さんなので、選出されるのは納得。
3回戦で披露したネタも拝見したが、短いネタ時間の中で、しっかりと横澤夏子さんらしさを出せていたし、そこは凄いと思う。大阪よりも東京会場の方が、ウケは良さそう。決勝でどんなネタを選ぶのかに注目だ。

 

とにかく明るい安村
「安心してください、穿いてますよ」で一躍ブレイクした安村さん。もともと「アームストロング」というコンビを結成していたが、解散以降は、ピンで活動。昨年、R-1決勝にも進出している。「そろそろ服を着たい」との事(笑)で、今回のR-1では、穿いてますよネタは封印している。
準決勝で披露したのは、「高校野球の強豪校の挨拶」。ユニフォーム姿の安村さんが、”どこの部族の言葉?”ってぐらい意味不明な言葉を発して、その後フリップで実はこう言ってました、と紹介するネタ。正直なところ、そこまでウケていなかったように思う。何度か大笑いは起きていたが、選出されるレベルではなかった。それだったら、前後に出た石出奈々子さんや、まとばゆうさんの方が、絶対に笑いの量は多かった。安村さんは実力はあるのに、評価されないという不遇の時代を過ごしてきた方で、個人的に応援はしているのだが、今回決勝に選ばれたのは違和感しかないので、残念。

 

厚切りジェイソン
ご存知、IT企業の役員で、芸人としても活動する厚切りジェイソンさん。昨年のR-1決勝進出をきっかけに、一躍ブレイク。外国人からみた、日本のおかしいところをイジるネタが得意で、今回の準決勝で披露したのは「日本のおかしいことわざ」。
会場は両会場ともウケていたが、素直な感想をいうと、どうしてもネタが飽きる。昨年と比べて、”漢字”と”ことわざ”が変わっただけなので、予定調和の笑いというか、新鮮味がなかったので、会場も爆笑とまではいかなかったように思う。

 

今回の決勝進出者に関して思うこと

しょうもなっ!が素直な感想。ああ、やっぱある程度、知名度があって視聴率取れそうな人が選ばれるんだなぁと、残念な気持ちになりました。昔、ガリガリガリクソンさんが、R-1の選考基準に関して、不満をぶちまけた事があったんですが、その気持ちも分かる。そらボロカス言いたくなりますね、これでは。ハリウッドザコシショウさんが、決勝に選ばれたのがせめてもの救い。


てか、R-1ぐらんぷりって、優勝したところで、M-1ほど恩恵ないじゃないですか?それだったら、もう若手にチャンス与えれば良いのに、って思うんですよ。いくら視聴率優先とはいえ、準決勝を観戦した人からしたら、違和感しかないメンバーになってるし、これでは出場する芸人さんもモチベーション下げるだけだと思うんですけどね。
ぶっちゃけ、シャンプーハットこいでさん、とにかく明るい安村さん、厚切りジェイソンさん、は準決勝を見た体感では、選出されたのが謎です。語弊があるかもですが、お笑い芸人さんは尊敬してるし、上記3名も好きなんですが、これは違うと思う。ウエストランド井口さんだったり、ルシファー吉岡さんだったり、明らかにもっと爆笑とってた人はいてたんですよ。毎度の事ながら、本当に選考基準がチンプンカンプンすぎて、頭ハゲそうです。

 

敗者復活枠に関して

もう10人ぐらい登場させてあげた方が良いレベル。一応、決勝戦のある3月6日に、復活ステージとやらがあるみたいで、上位3名だけ決勝に進出できるみたい。それもどうせ適当なんだろうなぁと、もはや諦めてるからね、うん。「3名」って時点でもうなんかあれやし、もう「野々村竜太郎」「小保方晴子」「宮崎謙介」のお騒がせ3人衆の記者会見でもやれば、ええんちゃうかな。高視聴率間違いなし。

 

審査員に関して

間寛平清水ミチコ関根勤、ヒロミ、板尾創路
今回の審査員は、上記5名になるようだ。正直なところ、賞レースの格は、審査員によると言っても過言ではないと思っている。M-1グランプリがあれだけ、国民的番組となり、芸人さん達の希望になり得たのは、審査員に、島田紳助さん、松本人志さん、オール巨人さんなどが名を連ねていた事も大きいと思う。だからこそ独特の緊張感が生まれ、格式高い「M-1グランプリ」という賞レースが成り立っていた。審査員による功績も大きかったのだ。


R-1ぐらんぷりに関しては、なぜこの人が審査員なのかと、疑問に感じる人が多かった。特に、清水ミチコさんとか過去のR-1ぐらんぷり決勝で、「100点」とかつけちゃってるけど大丈夫なんかな….。まだ途中の芸人さんやのに、100点とかつけて、少年漫画みたいなインフレ起こしてましたからね。まだ今年の審査員は、許せる範囲だと思うので、少しホッとしました。

 

まとめ

準決勝を観戦した者からすると、納得できない発表になった。Twitterなどでも、ほとんど皆さん否定的な意見だし、やっぱり選考基準には謎が残る。以前から、選考基準に関しては、ガリガリガリクソンさんの指摘で問題になっていたんだし、そろそろ見直して欲しい。ルシファー吉岡さんのように、明らかに大爆笑をとっていた人は、決勝に上げるべきだと思うし、色々と報われなくて可哀想だった。
まあ所詮、社畜からニートにジョブチェンジした社会的弱者の戯言なんで、スルーしてもらって結構ですけどね、うん。ていうか、僕みたいなもんが、偉そうにお笑いを批評する事じたい失礼なんですけど、あまりにも今回は納得できなかったので、書いてしまいました。


とりあえず、3月6日は、決勝楽しみにしときます!敗者復活枠がんばれ!
以上、しゃべり場今日はここまで!