ゆとり、会社やめるってよ

アメシン。一部上場企業を退職した20代ゆとり。仕事関係、お笑い、書評、スポーツ情報など、綴ります。

ゆとり世代の僕が選ぶ『私を構成する9枚』

トピック「私を構成する9枚」について

 

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こんばんわ、アメシンです。

僕が25歳のゆとり世代で、現在は会社を退職し、自宅警備員にジョブチェンジしている事は、皆さんご存知かと思う。

まさかご存知でないという方は、僕が「ゆとりのカリスマ」という事を念頭に置いて、研修中の名札をつけたコンビニのバイト君を見るぐらいの、温かい気持ちで、見守って頂ければと思う。

今回は流行りに便乗して、「私を構成する9枚」

これについて、記事を書こうと思う。「….誰が興味あんねん!」とプラン9ヤナギブソンばりのツッコミを入れたい気持ちは抑えて、最後まで読んで頂けると嬉しい。

THE BLUE HEARTS 

もう何よりこれ!「THE BLUE HEARTS」!
好きなバンドは?と聞かれたら、必ずブルーハーツの名前を挙げるぐらい好きだ。ヒロトマーシー(あえて、ヒロトマーシーと記載させて頂くが、本当は、「様」とか「殿」付で呼びたいぐらいリスペクトしている。ガチで)は、僕の中でも特別な存在で、何度もその歌に助けてこられた。

ブルーハーツが活動していた期間は、1995年まで。僕が学生時代には、既に解散していた訳だが、「キスしてほしい」「1001のバイオリン」など、今でも曲がCMで流されているし、その真摯で核心をつく歌詞が、色褪せる事はない。
ブルーハーツの影響で、音楽を始めたという方も多い。たった今、活躍されている有名なバンドの中にも、ブルーハーツ系譜を継いでいるものは多く、本当にその影響力は計り知れないものだった。

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補足になるが、ブルーハーツの4人がモデルとして登場している「ろくでなしBLUES」も大ファンだ。

THE HIGH-LOWS

次は「THE HIGH-LOWS」!これはブルーハーツ解散後の、ヒロトマーシーが中心となって結成したバンド。ドラマ「伝説の教師」の主題歌となった「青春」などが有名。ブルーハーツの頃のような、社会に訴えかける歌詞は減ったものの、相変わらず、その心揺さぶるメッセージ性は健在で、ブルーハーツ同様に、僕は大好きである。

amazarashi

そして「amazarashi」!今やブルーハーツと並ぶぐらい、めちゃくちゃ大好きなバンドである。このご時世に、必ずCDを予約して買うという、本気でお気に入りのバンドだ!

「amazarashi」を語りだすと、軽く5時間半ぐらいかかる!「気持ち悪っ!変態!ゆとり野郎!でもそんなアメシンを嫌いになれないから不思議!」と思われるかもしれないが、それぐらい大ファンだ!

とにかく世界観が凄い!
amazarashiは、社会性があり、哲学的で皮肉めいた歌詞が特徴的で、ボーカルの秋田ひろむさんにしか書けない世界観が歌で表現されている。こうしたテーマは「厨二病」という印象を受けがちだが、曲を聴いたら分かって頂ける筈だ。それは決して陳腐なものではなく、心に突き刺さってくるような、本当に素晴らしい曲ばかりで、僕も「体のほとんどamazarashiで構成されてるんじゃね?」ってぐらい心を奪われているのである。

たまたまYou tubeで、「夏を待っていました」の動画を見たのがきっかけでハマったのだが、あの衝撃はブルーハーツを初めて聞いた時以来。amazarashiは、精神的に参っている時こそ、聴いて欲しい。必ず響くものがあると思う。

ジャパハリネット

続いては、ジャパハリネット
これも、大好きなバンド!学生時代に、何回聴いたか分からないぐらい、とにかく聴きまくった。
インディーズ時代から、愛媛県の松山で活動し続けていたジャパハリネット。最初に聴いたのは、「哀愁交差点」だった。僕は専門的な事は分からないが、ジャパハリネットにしか出来ない音楽というか、メロディもボーカルの声も歌詞も、どこかノスタルジックで、でも、ストレートに響いてきたのを覚えている。

2007年10月14日に解散。その時は、ショックだったし、あの4人の活動している姿を見れないのかと思うと、寂しかった。
しかし、なんとなんと、2015年10月14日に再結成!!これは嬉しい!メンバーの鹿島さんのブログを読むと、解散した理由については、明言されていないが、メンバーそれぞれに、苦労があった事は確かだと思う。ファンとしては、ジャパハリネットの曲を聴けるだけで充分だし、伸び伸びと活動して頂ければと思う。僕のように、学生時代にジャパハリネットにハマっていた人は、もう20代後半になるだろうか。でも、未だにジャパハリネットの曲を聴いて元気づけられるし、喜んでいるファンの方は多いんじゃないかと思う。

ELLEGARDEN

これは中学生の時に、めちゃくちゃ流行った。今まで流行してきた音楽に比べると、斬新さが際立っていて、メンバーの細美武士さんの才能に驚かされたものである。確か兄貴の部屋に、目を引くアルバムがあって、何となく聴いてみると格好良くて、それがELLEGARDENを聴き始めたきっかけだったと思う。細美さんは、その後「the HIATUS」を立ち上げたが、その音楽も、相変わらず独創的で、好きなバンドの一つである。

高橋優

「現実という名の怪物と戦う者たち」「陽はまた昇る」など、アニメや映画の主題歌に抜擢される事も多い、人気シンガーソングライターである高橋優さん。力強い歌声と歌詞が魅力的で、幅広い層に支持されている。

ブルーハーツやamazarashiが好きな人は、ハマるんじゃないかと思う。世界観はどこか共通するところがあって、惹き込まれる何かを高橋優さんは持っている気がする。個人的には、自身がいじめられていた時の事を歌にしたという「CANDY」が、1番好きかもしれない。とにかくもっと色々な曲が聴きたい!そう思わせる歌手である。

ASIAN KUNG-FU GENERATION

アジカンも僕が中学の頃に、めちゃくちゃ流行った気がする。アニメ主題歌「遙か彼方」「リライト」、映画主題歌「ソラニン」など、10年以上、安定して良い曲を作り続けているから、本当に凄いと思う。
中学生って、ちょっと背伸びしたくなる年頃な訳で、なんかそういう時期に上手くマッチしてたんじゃないかと思う。僕が学生の頃は、毎日のように10km近くランニングをしてたのだが、その時によくアジカンを聴いていた。今でも、アジカンを聴くと、あのランニングしていた頃を思い出すのだ。そう考えると、音楽って凄いなぁと感慨深くなる。特定の音楽を聴くと、青春時代を思い出すのが、なんか良い。

LAST ALLIANCE

これは何故聴くようになったのか分からない。笑
まだ世間にそんな認知されていない頃から聴いてた気がする。今でこそ「HEKIREKI」という曲が「はじめの一歩」の主題歌になったり、有名になってきているが、確か僕が学生の頃は、そんなに知られてなくて、僕はウザいぐらい友達に紹介していた記憶がある。あのスピード感あるメロディが好きで、今でもよく聴いている。

The pillows

もうこれは僕から説明するまでもないが、1989年に結成以降、ずっと売れ続けている、とにかく凄いバンドなのである。なんか中学生・高校生って、音楽で色々と性格とか分かりません?ああこいつ厨二病で頑張って洋楽聴いてるタイプ、とか。笑 別に何聴いても自由なのに、自分の好きな歌手とか言うのって、変に恥ずかしいものだ。
僕の周り限定ではあるが、「The pillows」好きな人って、軽音楽部の人だったり、ギター弾いている人が、多かった気がする。なんとなく、「The pillows」が好きと言っている友達は格好良かった。

番外編

後は、ゆとり世代で、ピチピチの25歳の僕が、学生の頃に人気だったのは、「BUMP OF CHICKEN」「RADWIMPS」「ロードオブメジャー」「GReeeeN」「UVERworld」「ORANGE RANGE」だろうか。多分、僕と同じ世代の方からすれば、「あぁ、分かる分かる!」と、もげそうなぐらい頭を上下させているかと思う。あの頃の音楽業界は、少なくとも今より希望があったのになぁ、と思わずにはいられない。

 

ダメだ!書いてて、途中から懐かしすぎた!
「大阪の粗大ゴミ」と呼ばれている僕だが、自分にもピュアな時期があった事を思い出した。多分、今クレヨンしんちゃんの「オトナ帝国」とか見たら、失恋したギャルかってぐらい、号泣しちゃうと思う。
途中でも書いたが、青春時代に聴きまくった曲を、今ふとした瞬間に聴くと、あの時の光景が全て蘇ってくる。通学中に聴いた曲、受験勉強をしていた頃に聴いた曲、ランニングをしていた時に聴いた曲、彼女が好きだった曲、挫折した時に聴いた曲・・・・そう考えると、皆それぞれに、思い出の曲があって、それに励まされていて。音楽の持つ力は、それを生み出す歌手の方は、本当に凄いな、と尊敬する。

以上、25歳ゆとりの僕の「私を構成する9枚」でした。
しゃべり場、今日はここまで!