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アメシン。一部上場企業を退職した20代ゆとり。仕事関係、お笑い、書評、スポーツ情報など、綴ります。

【ネタバレなし】V6森田剛が怪演!映画「ヒメアノ~ル」を観に行ってきたので、感想まとめ

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先日、映画「ヒメアノ~ル」を観に行ってきた。

 

僕のくせに、デートで彼女と観賞したのだが、色々な意味でめちゃくちゃ後悔した。こんなにも、映画のチョイスで「ぐっ….やらかした….!….圧倒的後悔….!」と感じるとは想定外だった。僕のような失態を犯さない為にも、感想などを「ネタバレなし」で綴っていこうと思う。これを読めば、なぜ僕が後悔したのか分かって頂けるハズ。彼女とデートで観に行こうかなとか考えてる人!とりあえず、この記事を読んでから考えよう!

 

「ヒメアノ~ル」のあらすじ

 

普通の生活に焦燥感を抱くビル清掃会社のパートタイマー岡田(濱田岳)は、同僚からカフェの店員ユカ(佐津川愛美)との恋の橋渡し役を頼まれる。彼女が働くカフェへと足を運んだ岡田は、高校時代の同級生・森田(森田剛)と再会。ユカから森田につけ狙われ、ストーキングに悩まされていると相談された岡田は、森田がかつていじめられていたことを思い出し、不安になるが……。(引用)

 

「ヒメアノ~ル」のキャスト

 

岡田進 (濱田岳
森田正一(森田剛
阿部ユカ(佐津川愛美
安藤勇次 (ムロツヨシ)

 

感想

 エログロ満載だぁああああ!!!
そう、後悔した理由がこれである。想像以上にエロとグロが満載だったのである。まさにエログロてんこ盛り。グロいのが苦手な彼女と観ていた僕は、開始30分ぐらいから、「あっ、これあかんやつ…わろた」と動揺しまくりであった。

 

彼女と観に行こうと思っている人は、要注意である。大事なところが隠されているとはいえ、ベッドシーンもあるし、なんかこう、気まずくなる場面が意外と多い。さすがに、友達以上恋人未満の女の子と行こうと考えてる人は、チャレンジャーすぎるんで、ちょっと冷静になろ。うん。それはヤバい。映画館出てから、女の子に「うん…なんかごめん…」って台詞を吐くこと間違いなしである。男性諸君は、気をつけよう。

 

肝心の映画の内容だが、ストーリーは面白かった。
この「ヒメアノ~ル」は、古谷実の漫画が原作だが、漫画より綺麗にまとまっていて、面白かったのである。というか、漫画は、途中で打ち切りっぽくなって、なんだかなぁという終わり方だったので、断然、映画のストーリーの方が魅力的だった。

 

ていうか、皆さんご存知の通り、僕は古谷実は大好きな漫画家なんですよ。「行け!稲中卓球部」のバカバカしさも、「ヒミズ」のシリアスさも、どちらのタイプも好きで、いまだに何回も読むぐらい好きなんですよ。他にも、「シガテラ」「グリーンヒル」「わにとかげぎす」とかも、本棚にあるし、結構好きなのだ。

 

ただ、漫画の「ヒメアノ~ル」は、正直あんまりだったんですよ。なんていうか、二番煎じなんですよね。最近の古谷実の漫画って。ギャグとシリアスが中途半端に混ざってるというか…。いや、やりたい事は分かるんですよ。最初はコメディっぽいのに、急に変な奴が現れて、そこから非日常的な展開を演出できるっていう事で。物語に緩急つくし、そこは古谷実らしくて良いんですけど。

 

ただ、「ブサイクなダメ男に、超美人がなぜか惚れるパターン」多すぎなんじゃあああぁあああああ!!!!!!ワンパターンすぎなんじゃああああああ!!!!

 

ハァハァ….落ち着け俺。
ニートという社会的弱者にも関わらず、発狂してしまった。どうもすいません。とりあえず、ワンパターンすぎて、なんか嫌なんですよ。「シガテラ」も「わにとかげぎす」も「ヒメアノ~ル」も、全部そんな感じなんですよ。モテない低スペックの男を、そんな美人がホイホイ惚れるんかと、僕は突っ込みを入れたくなるんですよ。

 

綾瀬はるか北川景子有村架純広瀬すず、みたいな美人がブサイクな男に恋をするとか考えられない。もし、有村架純アンガールズの田中と交際したとか報道されたら、僕は発狂して、女装して、新宿2丁目に入り浸る事になるだろう。恋愛観がめちゃくちゃになること間違いなしである。

 

まあ、古谷実の漫画に対しての感想はともかく、今回の映画のストーリーは、基本的に漫画の流れに沿っている。予告編を見ての通り、前半はコメディなのだが、濱田岳さんが演じる主人公と、ムロツヨシさん演じる安藤勇次の掛け合いは、普通に笑えた。映画館でも爆笑が起きるぐらい、そこはうまく再現できていたと思う。

 

途中から、もう一人の主人公と言ってもいい、V6森田剛さん演じる「森田正一」にスポットが当てられる。ここから、森田正一の不気味さが際立って、物語はどんどん加速していく。

 

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いやあ、ここからがグロかった。
映画「アイアムアヒーロー」もグロかったのだが、あれを視覚的なグロさとすると、「ヒメアノ~ル」は精神的なグロさである。生理的に、嫌な気分にさせる感じ。簡単にいうと、森田正一はサイコパスなんですけど、予告編を見ての通り、バンバン人を傷つけるし、そこに何の感情も持たないんですよ。

 

言葉にするのは難しいが、映画「ヒメアノ~ル」では、その森田正一の猟奇性を前面に出してきているし、苦手な人が見たら、胸糞悪くなるかもしれない。僕も、原作を超えるハードな展開に、ガキ使の月亭方正みたいな顔で、ドキドキしながら観ていた。

 

まとめると、「前半はコメディ・後半はサスペンス」というのが、映画「ヒメアノ~ル」の本筋である。ネタバレは避けるが、これがまた、オープニングタイトルを良いところで使うんですよね。ここからが、本番ですよと、暗に示している。監督の手法に惚れ惚れした。

 

あと、何よりラストシーン。
これが本当に良かった。漫画では、打ち切りっぽくて残念なラストだったけど、映画は素晴らしい出来だった。今まで、猟奇的な殺人を繰り返してきた「森田正一」。なぜ彼は人を傷つけるようになったのか、彼をそうさせたのは何だったのか、彼は幸せだったのか、彼は本当に悪人なのか。そういった事が、全て凝縮されたラストだったように思う。

 

漫画と違って、映画では「森田正一」という男の人生が垣間見えるが、ラストにこれだけ切ないシーンが用意されているとは思いもよらなかった。色んな事を考えさせてくれる終わり方だった。

 

あと、俳優の演技力に関して。
濱田岳さん、ムロツヨシさんは、今回も相変わらず好演されていた。ここは、まあ実力のある俳優さんなので、当然っちゃあ当然なのだが、僕が驚いたのがV6森田剛さんの圧巻の演技。

 

森田剛さんってこんな演技うまかったの?
まさに、怪演。この映画は、森田剛さんの映画と言っても過言ではないぐらいの出来だった。登場時から漂う得体のしれない不気味さといい、終盤の胸にこみ上げるような切ない言動も、森田剛さんは好演されていた。本当に素晴らしかった。

 

いや、こんな事言うと叩かれまくりそうですが、正直なんでもかんでもジャニーズを起用するのって、僕嫌いなんですよ。映画で、豪華な俳優陣の中に、演技力のないジャニーズが一人いるだけで、めっちゃガッカリするんですよ。演技力のなさが、浮き彫りになるし、起用されたジャニーズの人も可哀想ですし。

 

ただ、今回の森田剛さんのキャスティングは大正解。
原作の見た目のイメージと全然違うから、どうなることかと思ったが、ここまで挑戦的な演技が出来るとは思わなかった。森田剛さんも、よくOKしたなぁってレベル。やっぱ、ジャニーズでも、SMAPからV6あたりはレベル高いし好きだ。(ちなみに、ジャニーズの中では、SMAPの中居君が最も多才で、彼以上に大物芸能人と同等に渡り合える人間はもう出てこないと思う。)

 

あかん、これ以上語ると、「はぁ!?お前の好みなんて知らんわ!ハゲ!変態!汚物ジジイ!顔面18禁!歩く公害!」とか突っ込まれそうなんで、やめとこ。

 

とりあえず、V6森田剛さんの演技力は凄かったって話です。

 

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あとは、主人公の恋人役の佐津川愛美さんも、良かった。
佐津川愛美さんは、テレビやCM、映画・ドラマなどに、引っ張りだこの話題の女優さんだが、今回は結構大胆なベッドシーンとかもあったのに、よく出演OKしたなぁ、と思った。

 

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」、「悪夢のエレベーター」という映画で、佐津川愛美さんのキャラのインパクトが強くて、鮮明に覚えていた。特に「悪夢のエレベーター」での、演技は好きだったし、今回も相変わらず良かったのである。

 

というか、佐津川愛美さんが、僕より年上って事にビビった。
今年で28歳とか、マジか…。23、4歳ぐらいだと思ってたのに、まさかの2歳年上で、僕は小便チビりそうである。あんな童顔で、可愛らしい感じやのに、年上って………素敵やん?たまらんな、うん。ギャップが最高すぎ。結婚して下さい。

 

とりあえず、出演者の演技力は文句なしなので、V6森田剛さんファンや、佐津川愛美さんが好きな人、愛されるよりも愛したい人、などにはオススメである。

 

まとめ

 万人にはオススメできない。
ネタバレ避けるので、あまり詳しく言えないが、やっぱり、エログロは多めだし、観る人を選ぶ。僕は彼女と観に来た事を後悔したので、皆さんは同じ轍を踏まないようにして欲しい。

 

現時点で、Yahoo!のレビューでは、高評価が相次いでいて、「4.5点」ぐらいあるが、それも納得か。漫画原作の映画では、傑作の部類に入ると思う。個人的には、「アイアムアヒーロー」よりも好きだった。

 

とにかく、僕はラストシーンが気に入った。
これは現実世界でもそうだが、殺人事件などがある度に、犯罪者がいかに凶悪で危険な人物かというのを、マスコミは必死に報道する。犯罪者がどういった人物なのか、どういった環境で育ったのか、同級生などにインタビューして、ここぞとばかりに、徹底的に人物像をあぶりだす。

 

もちろん、人を殺すのは絶対に悪い事だ。でも、仕方なくそういう道を選んでしまった人も、少なからずいるのも事実だ。例えば、多感な学生の時期に、壮絶なイジメを受けたら、どうだろうか。イジメっ子に殺意を抱く事もあるだろう。もし、自分の子供が、誰かに殺されたら。絶対にそいつを殺してやろうと思うだろう。誰でも、人間が人間でなくなる瞬間がくるかもしれない。

 

この映画では、「森田正一」が全てだ。
とにかく、ラストを目に焼き付けて欲しい。僕は、「森田正一」を見て、切なくて、胸が苦しくなった。V6森田剛さんの怪演もあって、本当に素晴らしいラストだった。

 

まあ、長々言ってきたけど、良い映画だった!ただ、女の子と行くのは、控えよう!僕は責任を取れない!古谷実作品が好きな人、サスペンスが好きな人、V6森田剛さんのファンの人、佐津川愛美さんが可愛くてたまらないという人、おっぱいよりお尻派だという人、昨日の晩御飯がまるで思い出せない人、にはオススメだ!終わり。

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