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アメシン。一部上場企業を退職した20代ゆとり。仕事関係、お笑い、書評、スポーツ情報など、綴ります。

パチンカス必見。パチンコにハマってはいけない5つの理由【ギャンブル】

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『パチンコ。ダメ。ゼッタイ。

僕は元パチンカスである。パチンカスとは、パチンコに依存している人を指す蔑称の事だが、大学生の頃の僕は、自他ともに認めるパチンカスおしゃべり糞野郎だった。皆さんの周りで、パチンコをする友人・恋人・家族はいるかと思うが、僕が皆さんに伝えておきたい事が、『パチンコ。ダメ。ゼッタイ。』である。

 

ameshin.hatenablog.com

 以前、このような記事を書いた。いかにヒラヤマンが可愛いかを力説した変態丸出しの記事なのだが、地味に当ブログの1番の注目記事になっている。ありがとうヒラヤマン。本来であれば、ヒラヤマンの可愛さについて、あと5000文字ぐらい書きたいところだが、通報されかねないので止めておく。

その記事でも、僕はパチンコについて、否定的な意見を書いているのだが、なぜパチンコがダメなのか、めちゃくちゃ簡単に、池上彰さんばりに分かりやすくまとめたいと思う。

 

そもそもパチンコとは

・パチンコとは
 大衆的な射幸遊戯の一種。小さい鋼鉄製の玉をばねではじいて当り穴に入れ,何倍かになって戻ってきた玉を景品と交換できる仕組みになっている。以前から露店営業的な単純な遊戯形式のものはあったが,盛り場に定着して大衆向けの小ギャンブルの対象となったのは第2次世界大戦後である。(引用)

 

 要するに、最も身近なギャンブルである。駅前や商店通り、いたるところに、パチンコ屋は存在する。おそらく行った事のない人からすれば、何が楽しいのかさっぱり分からないだろう。店の外からでも分かる負の空気。パチンコ屋は、音はうるさいし、タバコ臭い。遊戯じたいも、ほぼ台の前で座り続けているだけの、どうみてもクソゲーである。しかし、それでもハマってしまうのだから恐ろしい。実際、パチンコ屋に入り浸る友人をアホだなぁと思っていた僕も、一時期のめり込む事になってしまう。救いようのないおバカちゃんである。

 

パチンコは、台によって様々だが、だいたい「1/100~1/400」の確率を引き当てる遊びだ。最低でも「1/100」である。頭がおかしいと思うだろうが、パチンカスにとっては、1/100の確率は楽勝な部類に入る。普段の生活だと、1/100の確率など、到底引き当てる事が出来ない確率だと思っているのに、パチンコだと簡単だと錯覚してしまう。

 

数万勝つこともあれば、数万負ける事もある。というか、負ける事の方が圧倒的に多い。「トータルでは勝ってる」という人は、ほぼ嘘である。パチンコで勝っている人は、総遊戯者人口の10%もいないと言われているし、そういう事を言う奴は、多分Twitterでも、意識高くて、アイコンの写真も、ろくろを回すポーズで写っているようなタイプだ。怪しいから要注意である。

 

僕の場合、プロを目指して取り組んでいたあるスポーツに挫折した事から、パチンコにハマってしまった。その頃の僕は、九州の荒れる成人式ばりに、心が荒んでいたのだが、その鬱屈とした感情のはけ口として、友人に誘われたパチンコにハマってしまう事になる。しかも、最初は数千円の低投資で済んでいたものが、バカ勝ちした経験から、どんどん投資も膨らんでいくようになった。こうなると手遅れである。

 

さすがに、借金してまでパチンコを打つ事はなかったし、友人・彼女の約束よりパチンコを優先するような依存性ではなかった。ある程度の自制はできていたとはいえ、無駄な時間を過ごしたなぁと、今思えば後悔しかないのが本音だ。

 

パチンコをオススメしない5つの理由

①時間の無駄
圧倒的にこれが1番の理由。適度に遊ぶには構わないが、毎日のようにパチンコ屋に入り浸るような人は、時間の無駄だから止めた方がいい。行かない人からすれば、信じられないだろうが、開店から閉店まで、12時間近くパチンコ屋で過ごす常連客もいる。お年寄りならともかく、若者がパチンコに貴重な時間を費やしているのは、非常に勿体無い。パチンコに費やす時間があれば、資格の勉強でもした方が有意義だ。

 

②金が無くなる
あとは、単純に金欠の問題。パチンコ屋に通いまくると、ドン引きするぐらい金欠になる事がある。僕の周りでも、実際、バイトの給料日から1週間もしないうちに、全部パチンコにつぎ込んで、スッカラカンになっていた奴もいた。「ここで当たれば取り返せる….」と思って、次から次へと、投資を重ねて行って、気付けば、財布の中は空っぽ。そして、たいがいATMに走って、更にアホみたいに負けるのだ。おそらく、この行動は”パチンカスあるある”だが、本当に金には困るようになる。

 

➂金銭感覚の麻痺
そして、金銭感覚が訳の分からない事になる。パチンコ屋では、何万円もつぎこむのに、スーパーでは1円でも節約しようと努力する。例えば、100円のパンと150円のパンがあったら、「150円は高いなぁ…100円のパン買おう…」と、冷静に判断するくせに、パチンコ屋では、その何十倍もの金をジャブジャブ投入していくのである。パチンコ依存性になると、日常生活にまで、金銭感覚の麻痺が侵食してくる。3万円の買い物をしたとしても、「パチンコで連チャンすれば大丈夫」と謎の根拠で、無謀な金の遣い方をするようになる。こうなったら危険信号だ。

 

④性格が攻撃的になる
パチンコは、散々あおったくせにハズれる、いらつかせる事が多い遊戯なのだが、これには、どんな優しい人間でもストレスが溜まる事になる。特に大負けした時など、「うあああああああ!!!」と発狂しそうになり、般若みたいな顔面をする事も多くなる。だいたい、パチンコ屋を出て、電車の中とか、自宅で、「今日5万も負けたのか…」と、ようやく事の重大さに気づき、猛烈な後悔をする事になる。
また、自分の親ぐらいの年齢の人が、チンパンジーかってぐらい台をバンバン叩いているの事があるが、胸が締め付けられるので止めて欲しい。普段は温和な人だろうが、それぐらい、パチンコには人を狂わせる危険性がある。

 

⑤パチンコを優先するようになる
上記でも少し触れたが、依存性になると、友人などの約束より、パチンコを優先するようになってしまう。これは僕の大学時代の友人の話だが、その友人は、午後からあるテストまで暇だったので、パチンコ屋に行ったらしいのだが、大当たりが止まらずに、結局テスより、パチンコを優先して、単位を落とす事になった。結局、無事に卒業できたから良かったものの、さすがのクズの僕ですら、この珍プレイには引いてしまった。

 

パチンコ依存症の怖さ

例えば、動物園で、キリンとか虎を見て、「あっ、激熱w」とか思ってしまうようになったらヤバい。パチンコをしない人には分からないだろうが、テレビなどで、赤文字とか見るだけで、テンションが上がるようになったら、結構重症なのである。これは、大当たりに絡みやすい演出で、日常生活で赤いものを見ただけで、アドレナリンがバンバンでたり、パチンコ屋に行きたくなると、末期と言える。あとは、「パチンコ屋はATM。なかなか引き出せんだけw」とか半笑いでほざくおバカちゃんは、救いようがないので、スルーした方が良い。

 

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闇金ウシジマくんでもあったが、依存症の先にあるのは、借金地獄だ。負けを取り返そうとして、また負ける。その繰り返しで、借金が膨らんで、取り返しのつかない事になる。全国のパチンカスの皆さんは、闇金ウシジマくんの第1巻か、フリーターくん編を見るのをオススメする。

 

まとめ

やっぱり『パチンコ。ダメ。ゼッタイ。』。韓国では、その危険性から、パチンコは法律で禁止されているぐらいだし、日本も本来であれば、規制をかけるべきである。グレーな存在として、認識されているが、この「手軽さ」には、警鐘を鳴らす必要がある。これほど、身近で危険性を孕んだ賭博は、そうそうない。というか、パチンコって、日本だから成り立っているだけで、アメリカとかだったら、ブチギレて殴りかかる人とか、強盗しまくる人ばっかになる気がする。それぐらい、今のパチンコは、煽り耐性がないと、やっていけない。

 

あとは、たまに、デートでパチンコ屋にきてるカップルがいて、彼氏の後ろで、暇そうに見てるだけの彼女とか見ると、こっちまで寂しくなるんですよ。デートだし、もっと良い場所に連れて行ってあげろよ…ってツッコミたくなる。こういった場面に遭遇すると、尚更、パチンコにはデメリットしかないように思える。

 

レジャー白書によると、2014年の遊戯人口は約1150万人との事だが、今後ますますパチンコ業界は、規制が厳しくなると予想されている。少しでも依存症の方が減る事を願う。

 

ギャンブル依存症チェック|ギャンブル依存症治療の専門病院 大石クリニック

最後に、横浜にある大石クリニックのサイトで、ギャンブル依存症のチェックができるので、心配な方は参考にしてみてはどうだろうか。終わり。